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ヨガインストラクターになるには

ヨガインストラクターになるには

 

折角仕事をするなら大好きなものを仕事にしてみたいという思いは、誰しもが大なり小なり持っているものですが、ヨガインストラクターになるには、どうすればいいのかについて触れていきたいと思います。

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●ヨガインストラクターに資格は必要?

 

まず、極端な話ですが、ヨガインストラクターになるのには、特別な資格は要りません。
資格を持っていない状態で自分をヨガインストラクターと名乗っても、何ら違法ではありません。何らかの形でヨガを学び、ヨガを教えられるのであれば、それでOKなのです。

とは言え、ヨガを習いにいきたい時に、大勢のヨガインストラクターがいる中で、どんな先生を選びたいか?ということを考えた時に、ヨガインストラクターの資格を持っていない方だと心配になってしまいますよね。
個人のヨガ教室に通うわけではない時も、スタジオやスポーツジムでヨガインストラクターを採用する立場でも、本当にヨガを教えられる人か判断する材料にもなると思います。

 

●ヨガインストラクターの資格を取る上で大事な心構え

 

ヨガの資格を取る上でまず考えた方がいいことがあります。
現在、ヨガを実践する人はどんどん増えています。
この傾向は恐らくしばらく続くものと思われます。
しかし、ヨガインストラクターの資格を取得する人も同じように増え続けているのです。
需要と供給で言えば、供給過多になりつつある上、インターネットの普及により、好きな時にオンラインでインストラクターの動画を見ながら学んでいる人も増えています。
その中で、誰にでもできることではなく、「その中であなたがやりたいこと・学びたいこと・教えたいこと」は何なのかということを深く考えてみることが、インストラクターの資格を、ただの資格ではなく職業として実際に活かせるポイントとなるかと思います。

ヨガインストラクターとして本業で教えたいのか、副業・趣味で教えたいのか、自分自身の学びのために資格を取得したいのか、ただ単にヨガをやってみるなら本格的にやってみたいという動機なのか。
それによって、スクールの選び方、学ぶ姿勢が変わります。
資格取得にはお金がかかりますので、基本的には受講し直しはありません。
まず第一歩の勉強の機会を自分らしいスクール選びでスタートしたいですね。


●一番有名なヨガインストラクターの資格

ヨガインストラクターの資格は、一般的に「全米ヨガアライアンス」といって、アメリカの大規模なヨガ協会が認定した資格が有名です。
この「全米ヨガアライアンス」の中で最もよく取得されているベーシック「RYT200」は決められた200時間のトレーニングを受講すると取得でき、もっと深く学びたい場合は、RYT300・RYT500など、受講時間を増やすことができます。

こちらの資格が取れる養成スクールは全国にありますが、全米ヨガアライアンス協会がいろんなヨガスクールに委託して、各学校は「オリジナルのカリキュラム」を組んでいます。
ここが大事なんです。
どこで受けても同じではなく、「オリジナル」なんです。
大まかな枠組みは決まっているのですが、実際は各スクールによって内容は全く違ったりします。

RYTで学ぶ5つの分野は次の通りです。
1.実践・練習
2.指導学
3.解剖学
4.ヨガ哲学
5.その他・自習

この5つの分野について、スクールによってどこを重視しているかがかなり違います。
もし学びたいヨガがあるのであれば、ヨガの流派はしっかり調べた方が良いです。
ハタヨガが一般的ですが、実際にスタジオで受けてみて自分に合ったものを受講すると良いでしょう。


●RYT200の国内取得と海外取得について

 

RYT200は世界的な資格ですので、国内でも海外でも取得することができます。
国内取得と海外取得はどちらが良いのか、メリット比較や違いをご説明します。

 

<国内通学について>


基本的にいつもの生活スタイルをあまり崩すことなく、週末や隙間時間を活用して取れます。
学生なら学校に行きながら、社会人であれば仕事をしながら、資格が取得できます。
また、滞在期間を気にすることがなく、短期・長期などの期間を選べます。
(大体取得には1か月~半年かかります。)
費用が海外に比べて安い上、早期の予約キャンペーンなどがある場合もあるので、比較的おトクに受講することができます。
また、卒業後のメリットも大きく、近くにヨガインストラクター仲間ができて、仕事を紹介し合ったり、レッスンの代行を頼んだり、一緒にイベントをするなど、仕事上メリットのあるコミュニティを作ることができます。
その上、資格取得後も教えてもらった先生に簡単に会うことができるので、分からないことを聞いたり、仕事上の相談に乗ってもらえたりすることもあります。
費用の目安は40~60万円程度です。

 

<海外留学について>


世界各地でRYT200の資格を取ることができます。
主な地域は、
バリ、インド、ハワイ、オーストラリア、ニューヨーク
などです。
英語が得意な人や海外慣れしている人は、現地主催のプログラムに参加することも難しくはないでしょうが、日本のヨガスクール主催の海外プログラムに参加する方が大半です。
日本の通訳がいて、テキストも日本語なので困ることはありません。
海外での受講の一番のメリットは一定期間ヨガだけにに集中できる点です。
また日本の環境ではなかなか難しい、大きな自然の中で、自然と触れ合い、そのエネルギーを感じながら、ヨガを学ぶことが出来るので、参加者の満足度は高いです。
費用面はスクールによって違いますが、渡航費・食費・滞在費・ビザなどの費用がありますので、100万円近くすることもあります。
その他、気をつけたい確認事項は、まず、滞在先とヨガスクールまでの距離。
滞在先からスクールまで通学に時間がかかるケースがあるのですが、受講期間中はヨガ漬けの生活となり、勉強量が多くて結構大変なのですが、通学時間を取られることによって勉強や課題が進まなかったりすることがあります。
また、食事の用意があるのか?という点。
食事が費用に含まれていない場合は、外食したり自炊したりしなければならないため、費用もかかり、自炊の場合は時間も取られます。
この点については事前にスクールに確認することをおすすめします。


●国内のヨガインストラクター認定資格

 

全米ヨガアライアンス以外に、国内のヨガインストラクター認定資格もあります。
「一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)」のAJYAライセンスがその1つです。
AJYAライセンス1級または準1級を修了すると、同時に全米ヨガアライアンスのRYT200を取得できます。

その他、下記の団体などでヨガインストラクターの養成コースがあります。

 

NPO法人 日本YOGA連盟


日本YOGA連盟は、国民の健康や福祉の増進に役立てる活動を目的として設立されたものです。
1日6時間×7日間で受講し、インストラクター試験(別途受講料が必要)に合格すると「ティーチャーインストラクター」として認定されます。
受講料は11万円程度で比較的安価です。

 

・社団法人ヨガインストラクター協会(JYIA)


インストラクターの技術向上を目指す組織で、インストラクターになるにはJYIAの2級以上を取得しなければなりません。
受講料は級や申込み方によって異なりますが、1級のコースではない限り、入学金と合わせて25~35万円程度になります。


●実際にヨガインストラクターになるには

 

資格は通過点であり、そこから実際にヨガインストラクターを始めるためには壁もあります。

ヨガスクールやヨガスタジオなどと雇用契約を結んだり、フリーランスとしてスタジオのオーディションを受けて業務委託契約をしたり、出張インストラクターとしていろいろな地域へ行ったり、いろいろな働き方があります。
また、公民館など自分1人で教えられる場所を探して、生徒さんを募集するなどもあります。

資格を取った後に、なかなか仕事が決まらないこともよくあります。
既存の方法で仕事を見つけるのも良いですが、ヨガを教えるポジションに定型はないので、自分でヨガの仕事を作るつもりで、いろんな可能性を探ってみるのも一つの手だと思います。

インストラクターあまりの時代ではありますが、ヨガ実践者の隠れ需要もまずます増えていっていることを考えると、ビジネスチャンスはまだまだあるかと思います。

資格取得の先のビジョンを見据え、自分がどんなインストラクターになって、どんな活動の仕方をしたいのか、自分の適性に向き合い、スクールを選んでみることが大事だと思います。

今回は「ヨガインストラクターになるには」をテーマにさせて頂きました。
参考にして頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂き有難うございました。

 

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