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開運ヨガ~ヨガと引き寄せの関係について~

開運ヨガ~ヨガと引き寄せの関係について~

 

話題の「引き寄せヨガ」「開運ヨガ」

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「引き寄せ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

簡単に言うと、普段考えている思考が現実化するという考えです。

ヨガで「引き寄せ」を行う「引き寄せヨガ」という本が2016年に出版され

引き寄せなどのスピリチュアルに興味のある方や、ヨギーの間で話題になりました。

ヨガインストラクターの皇村祐己子さん、皇村昌季さんの共著ですが、

2018年に皇村昌季さんが引き寄せの考え方をベースにした「開運ヨガ」という本も執筆され、「引き寄せヨガ」のファン層に引き続き好評のようです。

一体ヨガと「引き寄せ」「開運」にはどのような関係があるのでしょうか?

 

 

そもそも「引き寄せの法則」とは?

 

2006年にザ・シークレットという本が出版されてから、引き寄せの法則が注目されるようになりました。

「日ごろから考えている何気ないことが現実を形成していて、それが宇宙の法則としてある。実現したいことを日ごろから願いイメージすることでそれが現実となる。」という法則だそうですが、非科学的な話が苦手な方には、すんなり入ってきにくい話ですね。

なので、具体的な話から…。

サッカー選手の本田圭佑さんをはじめ、世界で活躍するアスリート達が小学校の卒業文集で書いた自分の夢がほぼ実現されていると話題になっています。

特に本田選手に至っては、

「ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。」

という書き出しからもうすでに気迫が感じられ、その後に「Wカップ出場」「セリエAへの入団」「背番号」「給料の金額」などなど具体的に実現したいことを列挙していますが、「Wカップでブラジルに勝つこと」以外のほとんどが実現されています。

また、オリンピックで「金メダルを獲る」と宣言した選手の90%が銀や銅を含めたメダルを実際に獲得しているというデータもあるそうです。

「それは最初から自分の能力に自信のある人だから、そんな宣言ができるんじゃないの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし本田選手の卒業文集には「今はヘタだけれどガンバって 必ず世界一になる。」と書いてあります。

ということは、決して地域の小学生のチームでずば抜けていたわけではないんです。

なのに「世界一のサッカー選手になる。」って言っちゃったわけなんです。

 

潜在意識に働きかけることが大事

 

ユングフロイトが最初に注目したことですが、意識には潜在意識と顕在意識の二種類あります。

顕在意識とは、普段皆さんが考えている意識することができる意識で、

「今日の晩ごはんは〇〇にしよう!」という意思決定や、「なかなか痩せない…どうしよう」というような悩み、「この服素敵だな」というような小さな気づきなど、「言葉にできる気持ち」の全てです。

潜在意識とは、過去の出来事や見たこと感じたことなど、普段考えている根深い思考などいろんなデータが蓄積されている領域で、意思決定とは関係なく、無意識に皆さんが行っている考えや行動です。

今の人生を形成しているのが潜在意識で、皆さんの意識のなんと9割をしめていると言われています。

意識的に考えている顕在意識は氷山の一角にすぎないのです。

「今日から頑張って毎日ランニングしよう!」と顕在意識で思ったとしても、なかなか続けられないということがよくあります。それはその人の潜在意識の中に無意識的になまけの方に傾く要素が存在するため、その9割の潜在意識に勝つことができず、続けられないということが起きるのです。

つまりは、私たちの行動は潜在意識によって大きく左右されているということなのです。

 

ヨガが潜在意識に働きかけること

 

さて、本題の「引き寄せヨガ」「開運ヨガ」に戻ります。

皇村祐己子さん、皇村昌季さんは、「引き寄せヨガ」「開運ヨガ」を、ヨガの新ジャンルとして作ったわけではないんです。

元々、「ラージャ・ヨガ」(ヒマラヤの伝統ヨガ)をベースにしたヨガ教室をしていて、ただ普通に正しいヨガの技法を教えていたそうです。

そのうちに、生徒さんから「最近なぜかいろんなことが上手くいくようになった」「願っていたことがどんどん叶うようになった」という驚きの声をもらうようになったそうです。

これは、ヨガの正しい技法で体を動かすことによって、潜在意識にアクセスし、活用することができるということなのだそうです。

実際には「緊張のポーズ」と「ゆるめるポーズ」を繰り返すだけのシンプルな動きをしていきます。

私たち現代人は自分たちが思っている以上に、普段は緊張状態にいて、緊張状態でいくら願い事をしても潜在意識に働きかけることはできないのですが、「緊張のポーズ」と「ゆるめるポーズ」を繰り返すことで緊張を緩める感覚を身につけることができ、緊張がゆるんだ時にポジティブな思考を行うことで潜在意識を変化させるということなのです。

ラージャ・ヨガは「心が健やかになること」を目指しており、その状態を保っていれば、イメージしただけで望むものが引き寄せられてしまうのです。

 

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着用トップス:アシメリボン結びTee ヨガウェア

着用パンツ:吸汗軽量ジョガーパンツ ヨガパンツ

 

「素直にイメージすること」のパワー

 

「どうせ無理」「なんか胡散臭い」こういったワードは引き寄せを邪魔します。

引き寄せをやってみようかな?と思っても、深層心理でそんな気持ちが働いていたら、きっと引き寄せは起こりません。

 

私自身2回ほど実際に不思議な体験をしたことがあります。

引き寄せとは違うのですが、イメージの持ち方によって同じことをしても結果が変わってくるという体験です。

1回目は学生時代の時。

後輩が目の前で、1枚の紙で割りばしを割ったのです。

コップとコップに橋をかけるように割りばしを置き、ペラペラの紙を2つ折りにしたものを振り下ろし、真っ二つに割りばしを割って、私に言ったのです。

「普通、割りばしは紙なんかで割ることができないけど、信じればできることもあるんです。大事なのはできるというイメージを強く持つことなんです。」

私は結構人に影響されやすいタイプで、その時も面白そうなので、その場で同じことをやってみることにしました。

彼と同じように強く念じて、紙を割りばしに振り下ろしました。

しかし、割りばしを割ることはできませんでした。

その時、私の頭の中で「紙が割りばしを割る」とイメージしようとはしましたが、実際には「割りばしを紙で割るなんて私にできそうな気がしなかった」ので、上手くイメージすることはできませんでした。結果、当然割ることはできないわけです。

「ではこれはどうですか?」後輩がスプーンを持って、「僕は簡単にこれを曲げることができますよ」と言いました。

彼が曲げる前にそのステンレスのスプーンを曲げてみようとしましたが、固くて全く曲がりそうな気配はしませんでした。

「このスプーンが何か柔らかいものだとイメージするだけですよ。」と彼は言いました。

割りばしの時とは違って、これならできそうな気がしました。

私は目を閉じ、スプーンを持ち、「今持っているものはバナナだ」とイメージしました。

スプーンはびっくりするほど簡単に曲がりましたが、その場にいた私以外の人は同様に試しても曲げることはできませんでした。

ちなみに私は女性でそんなに力はありません。周りにいた人たちは私以外は皆男性でした。

その時に後輩は言ったのです。「これは素直な人にしかできないんですよ」と。

 

2回目は社会人になってから、ある自己啓発セミナーを受けたときです。

女性の講師の方が「ここに立っている私を思いっきり両手で押して、私を動かして下さい。」とおっしゃいました。

私はかなり強い力でその人を思いっきり押して動かそうとしましたが、その方はびくともしませんでした。

「次に、私をただ動かすのではなくて、私の後方3メートルほど先の壁を目標にして、私を押して動かして下さい。」と講師の方はおっしゃいました。

言われた通り、今度は壁を目標にしました。すると、今度は簡単にその講師の方を押して後ずさりさせてしまったのです。

講師の方が言うには「私は何も変えていない。あなたはさっきと今とで力の入り方が全然違っていた。目標設定のイメージの仕方で力の発揮の仕方がまるで

変わってくることをお教えしたかったのです。」と。

 

どちらも潜在意識を利用して、普段できないことを達成したと思えなくもありません。

この話を実際に周囲の方にすると、笑い交じりに「騙されてるんじゃない?」と言われることがとても多いです。

信じるかどうかはお任せしますが、前述の後輩も講師も私をからかったり、騙そうとしたわけではないと私は思っています。

多分、ここで信じない方は「引き寄せ」は不向きだと思います。

「素直にイメージすること」のパワーって計り知れないと思うのです。

ヨガでリラックスして、ありのままを自然体で受け入れられる精神状態で、具体的な「なりたい自分」をイメージすれば、それは実現につながっていっても、おかしくはないと思います。

恐らくそういった精神と体の状態をいつでも保てるように、ヨガを活用しているのが「開運ヨガ」になっているのではないでしょうか。

 

引き寄せの落とし穴

 

それでもイメージすれば全て願いが実現されると考えるのは危険です。

イメージするだけで自分の思い通りになるなら、そんな簡単なことはありません。

そんなことがあるなら、誰もが思い通りの人生を送れるはずですが、どうでしょうか?

例えば私が「大金持ちに、私はなる!」と具体的にイメージしたとします。

リッチになった自分を具体的にイメージして、さも自分はリッチになった気分になったりします。

リッチになったつもりで、欲しいものを次から次へと買いまくります。

そうしていれば本当にお金持ちになれるのでしょうか?

答えはNOです。

その時、リッチになったつもりで、ちっともリッチになっていない自分に気づいた時、

現実に引き戻された時の落胆ってないと思います。

 

目標に向かっていくスモールステップのイメージ設定もきっちりできていて、

それに向かっての行動や努力を実際にしているというのが前提です。

例えば大金持ちになりたいのであれば、「〇〇のスキルを身に着ける」→

「独立起業する」→「成功させる」→「〇〇のようなビジネスにまで広げる」などです。

そのスモールステップ一つ一つを上がっていく時の、そのイメージを具体的にしていくのです。

 

今よりもちょっとレベルUPしたい。

今よりもちょっと快適に。

今よりもちょっと幸せに。

こうなればいいなと具体的にイメージすることで、より素敵な明日が待っているのではないでしょうか?

 

まとめ

 

「ヨガは生き方だ」「ヨガで人生を学ぶ」という方がいらっしゃいます。

奥深すぎて、理解するにはかなりの鍛錬を必要とするのではと思いますが、ヨガで気持ちや体の状態をコントロールする方法を身に着けることで、もっとよりよい毎日が送れたら素敵ですね。

それには、ヨガで心身をリラックスさせる方法を学び、具体的に正しく「イメージすること」を活用してみてください!

 

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