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柿は栄養満点!フレッシュでも干し柿でも◎一日一柿で美やせ実現♪

10月26日は柿の日

皆さんは「柿の日」と言われる日がある事をご存知でしたでしょうか?

私は、まったく存じ上げませんでした。

正岡子規が1895(明治28)年10月26日に奈良へと旅立ち、その旅先で「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句を詠んだといわれます。

この俳句にちなみ、10月26日は「柿の日」に定められたようですね。

 

 

柿が赤くなると医者が青くなる

昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われています。

これは、柿が赤くなる秋は天候がよいので、体調を崩す人は少なく、医者は商売にならずに青ざめる、という意味です。

おそらく、柿の健康効果も手伝って生まれたことわざでしょう。

では、その柿の健康効果とはどんなものでしょうか。

 

 

ビタミンC

ビタミンCは水溶性のビタミンで、皮膚や骨、粘膜などの細胞をつなぐコラーゲンの生成に不可欠な栄養成分です。
鉄の吸収率を上げたり、免疫力を高めたりと、さまざまな働きがあります。

ビタミンCは、活性酸素の増加を抑える抗酸化作用があることも特徴のひとつです。
活性酸素が増えすぎると、生活習慣病や老化の原因になるとされています。
ビタミンCを豊富に含む柿は、生活習慣病の予防や老化防止に期待できるでしょう。

じつは、人間は体内でビタミンCを合成できません。
摂取してもすぐに体外へ排出されるため、コンスタントに食事で補うことが大切です。

人が一日に必要とするビタミンCの量は、約100mgとされています。
柿1個(200g)に含まれるビタミンCは約140mgのため、柿はビタミンCの補給に効果的な果物といえるでしょう。

カリウム

カリウムは、細胞の水分を維持したり、浸透圧を調整したりする必須ミネラルのひとつです。
体内のナトリウムを体の外に出しやすくするため、塩分のとりすぎを防ぐ作用があります。
柿を食べると、塩分過多を要因とするむくみや高血圧の改善が期待できるでしょう。

カリウムは水溶性のため、茹でたり煮たりすると、水に溶け出します。
生でそのまま食べられる柿は、カリウムの摂取に適した食材です。

β-カロテン

β-カロテンは、カロテノイドという天然の色素の一種です。
柿の鮮やかなオレンジ色のもととなります。

体内に取り入れられたβ-カロテンは、ビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、皮膚の健康を維持する栄養素です。
肌荒れやニキビの改善が期待できます。

ビタミンAのさらなる働きが、粘膜を丈夫にすることです。
喉や鼻の健康維持につながり、風邪の予防に役立ちます。

ビタミンAとしての機能のほかに、β-カロテンに備わっているのが、強い抗酸化作用です。
抗酸化作用には、生活習慣病や老化の原因とされる、活性酸素を抑える働きがあります。
柿を食べると、生活習慣病の予防や老化防止が期待できるでしょう。

タンニン

タンニンは、植物界に存在するポリフェノールの一種です。
柿の渋さはタンニンによって感じられますが、甘柿や渋みが抜けた柿にもタンニンは含まれています。

タンニンは抗酸化作用があります。
柿を食べると抗酸化作用によって、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素の増加が抑えられるでしょう。

また、タンニンはアルコールの分解を助ける働きがあります。
飲酒前に柿を食べると、二日酔い防止が期待できるでしょう。

優れた効能が期待できるタンニンですが、摂取量には気をつけなければなりません。
1日に食べてよい柿の目安量は、1個から2個程度です。

一度に大量のタンニンを摂取した場合、胃石の原因になるといわれています。
胃石は、胃の内部に石のような固い物質が生じてしまう症状です。
胃潰瘍や腸閉塞を引き起こす要因にもなります。

柿に限らず、タンニンを含む食べ物のとりすぎには注意しましょう。

食物繊維

食物繊維は、人が持つ消化酵素では分解できない成分です。

食物繊維は2種類に分けられます。

  • 不溶性食物繊維:水に溶けにくい食物繊維
  • 水溶性食物繊維:水に溶ける食物繊維

柿に含まれる食物繊維の多くは、不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維の特徴は、高い保水性を有していること。
水分を吸収して大きくなった便が、腸を内部から刺激するため、便通が促進されます。
不溶性食物繊維が多い柿は、便秘改善に役立つ食材といえるでしょう。

また、食物繊維には、腸内の有害物質を排出する働きがあります。
食物繊維を豊富に摂取すると、腸内環境を整えられるでしょう。

 

さらに栄養価がUPした干し柿もおすすめ!

 

柿といえば、甘くて日持ちのする干し柿も人気がありますよね。

 

では、干し柿でも同様の効果が得られるのでしょうか。

 

気になる栄養成分をチェックしてみましょう!

可食部100g当たりで比較すると、カロリーとビタミンC以外は干し柿の栄養成分が増加していますね。

ただし、1個あたりの比較ではないですのでご注意ください。

栄養成分 かき 生
(100g当たり)
かき 干しがき
(100g当たり)
カロリー 63kcal 274kcal
たんぱく質 0.4g 1.5g
脂質 0.2g 1.7g
炭水化物 15.9g 71.3g
食物繊維 1.6g 14.0g
灰分 0.4g 1.5g
カリウム 170mg 670mg
カルシウム 9mg 27mg
マグネシウム 6mg 26mg
リン 14mg 62mg
ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 500μg 2100μg
ビタミンA(β-カロテン当量) 420μg 1400μg
葉酸 18μg 23μg
ビタミンC 70mg 2mg

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

干し柿は糖質も多く含むため、1日に食べるのは1個を目安にしましょう。

なお、おやつとして食べる時には、低糖質な食材も組み合わせることで満足感を得られます。

柿に多く含まれる不溶性食物繊維は、便通改善には非常に効果的ですが、十分に水分をとらない状態で大量に摂ると逆に便が固くなり便秘になってしまう事もあるので、十分な水分摂取もおわすれなく。

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